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鼻水が出る・鼻がつまる・くしゃみが出る・鼻水がノドに落ちてくる

★鼻水が出る・鼻がつまる・くしゃみが出る・ノドに鼻水が落ちてくる

①サラサラの鼻水が出る代表的疾患はアレルギー性鼻炎、花粉症でしょう。ある特定の季節や乾燥やほこりなどの条件が一致するとくしゃみ・鼻水・鼻つまり・目や顔のかゆみが出現します。詳しくは疾患の説明を参照ください。

②次に高齢者に多いのは老人性鼻汁過多寒いところから暖かいところに移動時、風呂上りや食事をするとき水溶性の鼻水がとめどなく出てきます。自律神経の切り替わり機能不全が原因です。

血管運動性鼻炎は、寒暖差アレルギーとも呼ばれ、季節の変わり目に症状が出やすい鼻炎です。くしゃみや鼻水など、アレルギー性鼻炎と似た症状が現れますが、アレルギーの原因は特定できず、ウイルス感染による炎症も認められないため、原因が明確ではありません。そのため、アレルギー性鼻炎ではなく血管運動性鼻炎である可能性が高いです。

原因

血管運動性鼻炎のはっきりとした原因はまだ解明されていませんが、約7度以上の寒暖差が生じた場合に鼻粘膜の自律神経が乱れ、鼻炎の症状が現れると考えられています。例えば、お風呂上がりや外出先から暖かい部屋に入った時などです。

さらに、タバコや排気ガスといった化学物質や精神的ストレスなども、血管運動性鼻炎の原因となることがあります。

対処法

血管運動性鼻炎の対処法としては、以下のような方法があります:

  1. 温度差を小さくする:室温を一定に保つようにし、外出時には適切な服装で体温調整を行いましょう。
  2. 血流を改善する:手袋や羽織ものを使って体を温め、散歩やストレッチなどの軽い運動を取り入れましょう。
  3. 自律神経を整える:規則正しい生活を送り、十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がけましょう。
  4. 化学物質やストレスを避ける:タバコや排気ガスを避け、ストレスを適度に発散することが大切です。

 

後鼻漏について

後鼻漏(こうびろう)は、鼻水がノドに流れ込む現象を指します。通常でも1日に約0.6Lから1.5Lの鼻水がノドに流れ込んでいますが、この時に鼻の奥に何かがあると感じ、鼻を強くかんだり鼻水をすすったりすることがあります。

副鼻腔炎が原因で特に膿性の後鼻漏が発生することが多く、その割合は約45%に達すると言われています。風邪の症状が2週間以上続き、後鼻漏が治らない場合は、急性副鼻腔炎の可能性が高いです。

また、鼻の奥の環境は湿度90%以上で正常な状態になります。そのため、空気の乾燥が著しい時や低温状態、PHの低下など環境の変化により後鼻漏を強く感じることがあります。さらに、加齢による鼻の環境変化で後鼻漏を感じやすくなることがあります。高齢になると、鼻粘膜が萎縮し加湿機能が低下するためです。

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