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補聴器相談

補聴器相談

 補聴器を使用するまでの流れ:耳鼻咽喉科での診察と検査について

耳鼻咽喉科を受診した際に行われる診察や検査は次の通りです。

  • 問診:いつから聴力が悪くなったか・どんな時不自由なのか?・本人が聞こえなくて困っているのかなど質問します。
  • 耳の診察: 次に「耳の診察」が行われます。お医者さんは、耳の穴から鼓膜を観察して、見た目で判断できる難聴の原因がないかを調べます。具体的には、外耳道に詰まった耳垢がないかどうか、鼓膜に穿孔ないかなどを確認します。
    • 聴覚の検査
      • 純音聴力検査
      • 語音聴力検査
    • 難聴の程度を調べる検査:純音聴力検査
    • 純音聴力検査は難聴が疑われる人が最初に受ける検査で、主に「難聴の有無」と、「難聴の種類や程度」を調べることができます。静かな部屋に入ってヘッドフォンをつけて検査が行われます。ヘッドフォンから色々な高さや大きさの音が流れ、音が聞こえた時に手元のボタンを押すように言われます。主にこの検査の結果で補聴器が必要かどうか判断されます。検査の結果で聴覚の身体障者に該当するかを判断します。その後認定補聴器技能者がいる認定補聴器専門店を紹介します。
    • 難聴の程度と聴力レベルごとの補聴器の一般的な必要度】
    • 難聴

      の程度

      聴力レベル

      補聴器の一般的な必要度

      軽度難聴

      25-39dB

      小さな声や遠く離れている人の声、騒音がある場所での会話の聞き間違いや、

      聞き取りができないことがあります。聞き逃しを避けた時のみ補聴器の使用が勧められます。

      中等度

      難聴

      40-54dB

      55-69dB

       

      通常会話や1.5m離れた声の聞き間違いや、聞き取りができないことがあります。

      補聴器の日常的使用を勧める聴力レベルです

      大きな声でないと会話が理解困難だったリ、話しても全てを理解できないことがあります。

      多くの人で補聴器が必要となる聴力レベルです。

      高度難聴

      70-89dB

      耳から30cm離れた所の大声の会話も、音として聞こえるだけで言葉として聞き取ることが難しいです。

      補聴器が常に必要となりますが、補聴器を使っても言葉の聞き取りには集中が必要です

    • ※集音器と補聴器の違い

      集音器と補聴器には明確な違いがあります。集音器は周囲の音をすべて増幅して耳に届けるため、聴力が低下している方の日常生活の「聞こえにくさ」を緩和するのに役立ちます。一方、補聴器は使用者が聞き取りにくい特定の音域だけを増幅する機能を持っており、より個別の聴力補助が可能です。

      集音器は大きな音もさらに大きく聞こえるため、必要な時だけ装着する方が多いです。補聴器は、使用者の聴力に合わせて調整されるため、日常的に使用することが一般的です。※ご不明な点がありましたら、ドクターやスタッフにお聞きください。

    • 聞こえの質を向上させるお手伝いをします。聞こえの問題、解決への第一歩を踏み出しましょう。
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