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耳が痛い

耳の痛みは、耳そのもののトラブルだけでなく、喉や顎、肩などの周囲の不調が原因で起こることもあります。痛みの部位やきっかけを知ることで、適切な対処が可能になります。

外耳(耳の入り口)のトラブルによる痛み

耳の入り口から鼓膜までの通り道を「外耳道」と呼びます。耳の痛みを訴える方で、最も代表的な疾患は外耳道炎です。過度の耳掃除が原因となるケースが多く、特に入浴後に綿棒で掃除をする習慣がある方は注意が必要です。無意識に耳を触ってしまい、翌朝から痛みが生じるパターンも多く見受けられます。

主な原因 特徴と症状
外耳道炎 耳掃除のしすぎなどで皮膚が炎症を起こした状態です。
外耳道のおでき 毛穴から細菌が侵入して、局所的に腫れと強い痛みが生じます。
カビ・ウイルス 真菌(カビ)やウイルスが感染することで痛みが生じることもあります。

中耳炎や気圧の変化による痛み

鼓膜の奥にある「中耳」に問題が生じると、耳の奥が強く痛むことがあります。特に小さなお子様が風邪をひいた際に併発しやすいのが急性中耳炎です。一方、大人の方で「飛行機に乗った後」や

「新幹線でトンネルに突入した時」などに耳が痛くなる場合は、航空性中耳炎の可能性が高いでしょう。

疾患名 発症のきっかけ
急性中耳炎 風邪に伴う細菌やウイルスの侵入。お子様に多く見られます。
航空性中耳炎 飛行機、高速エレベーター、新幹線などによる急激な気圧の変動。

耳以外に原因がある放散痛や関連痛

耳自体には異常がなくても、別の場所の炎症や不調が「耳の痛み」として感じられることがあります。これを放散痛と呼びます。痛みを感じる部位によって、考えられる原因は以下の通りです。

痛む部位 考えられる原因と背景
耳の奥 急性咽喉頭炎や扁桃炎など、喉の炎症が原因で痛みを感じることがあります。
耳の前(耳前部) 顎関節症の可能性があります。固いものを食べた、歯科受診で長時間口を開けたなどがきっかけになります。
耳の後ろ 頚肩腕症候群が疑われます。パソコン作業や縫い物などの細かい作業を長時間行った後に発症しやすく、肩こりや頭痛を伴うのが特徴です。
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